脱力することとは?勘違いしてました^^;

私の失敗談です。同じ誤解をされている方も多いと思うので参考になるかも。

一番語られるギターのコツは脱力かと思います。

よく耳にしますよね、脱力しなさい、と。

実は私は以前、これを長らく誤解していました。

気付いた切っ掛けはある先生の「力はいくら入れても良い」という指導でした。

これ、脱力と矛盾しているようですが、先に正解を言ってしまうと矛盾しておらず、実は同じことを言っています。

 

弦が鳴る仕組み

ここで弦がどう音を出すかを考えてみます。

引っ張られた弦がふっと放されたときに、もといた場所に戻ろうとすることで弦が鳴ります。

弓道の弓のイメージですね。

胴の鳴らし方など他の要素はありますが、弦に関しては基本的にはこれでほぼすべてです。

爪か指頭か、斜めか垂直かなど議論は尽きませんが、動作としてはこれです。

 

さて、「脱力して弾いてください」というと多くの方が弦をうまくとらえずヌルっと滑る動作になります。

弦を引っ張る距離に比例して弦の抵抗する力も大きくなるので、それに対抗するための「力」が必要だからです。

ですのでこの段階で指を動かす筋力を緩め、「脱力」することで滑ってしまいちゃんとした音は出ません。

 

えー、気付きましたでしょうか。

弦を動かすには距離に比例して大きな力がいるわけです。でも脱力しなければいけない。

矛盾していませんか?

・・・・・・していません!(笑)

まず前提として、

①大きな力自体は必要

②指の筋肉はたかが知れている

ということを踏まえ、

③力 ≠ 指を動かす筋力

ということに気付きましょう。

つまり、筋力を極力使わずに、でも自由に大きな力を使えるようにする、これが脱力なわけです。

逆に言うと、筋力以外の力を使えるようにならないと脱力は不可能です。

 

脱力自体は意識されてるかと思いますが、弦の抵抗が増した時にはさらに力を加えて振り切るという意識はなかなかないんじゃないでしょうか。

 

ちなみに冒頭の「いくら力を入れてもいい」という指導の解説ですが、

指を固定する力というのは実は指を動かす力よりも大きいため、逆にがっちり固定してしまうことで今まで三輪車程度の質量しかなかった指先を、ダンプカーのような質量の先端として使うことができるということでした。

三輪車でいくら勢いをつけて壁にぶつかっても壊せませんが、ダンプカーだとそっとぶつかっても壁が壊れてしまうのと同じイメージ。

まとめ

弦の抵抗を感じたら更なる圧力!

でも無理にやると疲れるし手を壊す!

だから楽に使える力を見つけよう!

 

ただしこういったテクニック的なことは直接指導させてもらわないことには誤解も生じやすいことですので、参考程度にし、絶対に先生の指導を優先なさってください。

大抵の場合矛盾したように聞こえるアドバイスも同じことを言っているものですし、先生のほうがよくこれを読んでくださった方を理解しています。

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