先生が優しいのも時に問題である

何やら小説風に書き出してみました。

大活躍中のギタリスト、猪居亜美さんが初心者や未経験者に寄り添った動画を多数公開されていて時折拝見するのですが、その中に”【毎日30分で出来る!】猪居亜美が幼少期から行なっていた技術向上のための練習法”というのがありました。(気になる方は是非見てみてください)

おそらく教室に通われている方なら一度は教わる内容だと思うのですが、この中にいくつか先生が言いにくいことがあります。

大前提として、先生って客商売ですので生徒さんに嫌われたくないわけですよね。辞められてしまったら生活できません。なのでしたくないことを強制することは基本的にありません(例外は有り、後述します)

例えば「毎日弾いてください」言いにくいです。
上達するには必須ですので「え~、忙しくて無理なんですよねぇ」と言われようが何回かは伝えます(忙しくても疲れてても一日五分は確保できるはず)
でも嫌がられるようなら言うのをやめざるを得ません。

例えば「メトロノームに合わせてね」これも言いづらいです。
絶対必要なことなのですが、使わない方もたくさんいて、何度か伝えて変わらなければそれ以上は言えません。

何が言いたいかと言うと、先生は必要なことを言ってくれるとは限らないということです。絶対に必要な練習法があっても嫌がられそうなら言ってくれないかもしれません。逆にどんなに嫌なことでも言ってくれる先生は自分のことより生徒さんのことを考えてくれているわけですのでいい先生かもしれません。

ですので、もし真剣に上手になりたいと思うなら、その想いを先生に伝えてみるというのは案外大事になってきます。先生も「この人は嫌なことでも上達のためには聞く覚悟があるんだな」と思うことができます。

嫌なこと、とは書いてきましたが楽しむためにやっているのに嫌なことをするなんて、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。その通りで、本当はまったく嫌なことではありません。例えば毎日欠かさず練習すればぐんぐん上達しますしその上達は楽しいはずです。ですので実際には楽しいことだから勧めるのですが、楽しいことをまだ知らないため嫌に感じてしまうんです。それ自体は仕方のないことで、どうやってそのことを伝えるかは常に苦慮するところです。

余談ですが、お名前を借りてしまいましたが猪居さん始め説得力を持った方々が情報発信してくださるのは本当にありがたいなぁ、といつも思いつつ見ています。

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